かかとのケア
ガサガサかかとの原因は?
かかとは普段見えない場所にあるため、顔や手と比べてお手入れを怠りがちです。その結果、気づいたときには固くなり、ガサガサになっていることが多いでしょう。
では、なぜかかとはガサガサになりやすいのでしょうか?その原因を以下に解説します。
かかとの特徴
かかとがガサガサになる主な原因の一つは、皮脂腺が少ないことです。皮脂腺は毛穴にあり、皮脂を分泌して水分の蒸散を防ぐ皮脂膜を作りますが、かかとはこの膜を形成する能力が低いため、水分が不足しやすく、ひび割れが起こりやすいです。
さらに、かかとは体重を支え、靴による摩擦も受けるため、日常的に圧迫されて角質が厚くなります。通常、皮膚はターンオーバーによって古い角質が自然に剥がれますが、乾燥や加齢でこのサイクルが乱れると、角質が蓄積し、うるおいが届かなくなります。その結果、ひび割れが生じることがあります。
このように、かかとは元々乾燥しやすい場所で、摩擦や圧迫によっても角質が厚くなりやすいので、ガサガサになりやすいのです。
ガサガサかかとの間違った対処法に要注意!
スベスベかかとになるためのケアのポイント
ガサガサかかとを悪化させないためには、早めのケアが大切です。そこで、スベスベかかとになるためのお手入れのポイントを紹介します。
1. かかとの状態をチェック
かかとのケアを始める前に、まずはかかとの状態を確認しましょう。ユースキン製薬の「フットセルフィー」方法を使って、以下の手順でチェックします。
フットセルフィーのやり方
- かかとが見える体勢で座ります。
- スマホでかかとの気になる箇所を撮影。カメラはかかとから10㎝ほど離し、ピントを合わせます。
- 撮影した画像を拡大し、かかとの状態を確認します。
カサつきやひび割れがないかチェックし、皮膚の色に注意。黄色や紫色の場合、角質が厚くなっているか、血行不良の可能性があります。
2. 固くなった角質をお風呂で柔らかく
セルフチェック後は、早速ケアを開始します。お風呂で角質を柔らかくしましょう。40℃のぬるま湯に10~15分浸かり、気になる部分をマッサージします。
古い角質を取り除く際は、削りすぎに注意。摩擦で黒ずみが生じることもあるため、優しく洗いましょう。
3. お風呂上がりにクリームで保湿を
入浴後はすぐに保湿を行いましょう。角質が柔らかくなっているので、水分と油分を補給します。ビタミン系のクリームや尿素配合のクリームを使用すると効果的ですが、ひび割れがひどい場合は尿素入りクリームは避けてください。
ユースキンのビタミン系クリームは、うるおい成分と炎症抑制成分を含んでいるため、特におすすめです。
4. 就寝時は靴下を履いてさらに保湿を
睡眠中はターンオーバーが活発になるため、寝る前に靴下を履くことでクリームの浸透が促進されます。綿や絹の靴下が適しています。靴下に抵抗がある方には「ユースキン ヒールガード」が便利です。足の指先はさらっとした状態で着用できます。
自分に合ったアイテムで、かかとのケアをしっかり行いましょう。