化粧水は、洗顔の後に使用するのが一般的です。基本的なスキンケアの順番は以下の通りです。
- クレンジング(夜のみ)
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液またはクリーム
- 日焼け止め(朝のみ)
この順番で、よごれを落とした清潔な肌に化粧水で水分を補い、その後に乳液やクリームでうるおいが蒸発しないように保護します。
収れん化粧水や拭き取り化粧水を併用する場合は、次のような順番になります。
- クレンジング(夜のみ)
- 洗顔
- 拭き取り化粧水
- 化粧水
- 美容液
- 乳液またはクリーム
- 収れん化粧水(朝のみ)
- 日焼け止め(朝のみ)
※ブランドやメーカーによって推奨される使用順序がある場合は、その指示に従ってください。
化粧水は手orコットン、どちらでつけるべき?
化粧水を手やコットンでつける方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。自分の肌の状態や好みに合わせて使い分けるのが良いでしょう。以下に、手とコットンそれぞれの特徴をまとめました。
手でつける
メリット:
-
手の温かみでうるおいを実感しやすい
手のひらの温かさが化粧水の浸透を助け、肌にうるおいを感じやすくします。 -
肌の調子を確認しながらお手入れできる
手で直接触れることで、肌の状態を確認しながらケアを行えます。
デメリット:
-
ベタつきを感じることがある
特にとろみのある化粧水の場合、手でつけるとベタつきを感じることがあります。
コットンでつける
メリット:
-
均一に塗布しやすい
コットンの平らな面を使うことで、ムラになりにくく、化粧水を均等に塗布できます。 -
さっぱりとした使用感
手でつけるよりもベタつきが少なく、さっぱりとした感触で使用できます。
デメリット:
-
敏感肌には摩擦を感じることがある
コットンを使うことで摩擦が生じる場合があり、敏感肌の方には刺激を感じることがあります。
これらの特徴を考慮し、自分の肌に合った方法で化粧水を使うことで、より効果的にスキンケアを行えます。
化粧水の正しい使い方
化粧水をはじめとする化粧品は、製品ごとの説明に従って使うのが前提。特に指定がない場合や、使い方を見直したいと思ったときは、これからご紹介する基本の使い方を試してみてください。
使用量の目安
使用量の目安は、手でもコットンでも500円玉大が目安。ケチってしまうと保湿が充分にできないだけでなく、摩擦の原因にもなります。
手でつける場合
適量の化粧水を手のひらで少し広げ、こぼれないように肌へなじませます。手からこぼれそうなときは1回の量を減らし、2~3回に分けて使うのがおすすめです。
顔全体になじませたら、両手で肌をやさしく押さえて浸透※を促します。強い力で叩くようにパッティングするのは控えましょう。 ※角層まで
コットンでつける場合
コットンの場合は化粧水の量が少ないと特に摩擦が起きやすいので、目安量よりも少し多めに出しましょう。コットンがひたひたになるまでが目安です。
適量を出したら人差し指と小指(もしくは薬指)の間にコットンを挟み、顔の中心から外側に向かってなじませていきます。顔の半分になじませたら、コットンを裏返してもう半分を仕上げましょう。顔全体に塗布したら、手でつけるときと同様にハンドプレスをして完了です。